スタートアップのMVPについて / CanPathの場合

Shunsuke Sawada

Startup Weekendから生まれたCanPathというサービス。
今まではメンバー登録画面のみでしたが、実際に海外体験記を書き込めるようになりました。

http://canpath.jp

Screen Shot 2014-05-12 at 9.14.11 PM
  
先週の土•日に、ひとりハッカソン状態に入ってガーっと作成。
調整したいところはたくさんありますが、ひとまずちゃんと動いているからOKとしています。
  
二日間でできるなら、もっと早い段階でできたんじゃないかとも思うけど、結果的にはこのタイミングで良かった。Startup Weekend 直後のビジョンやアイデアは荒削りで、ブラッシュアップの時間が必要でした。

コンセプトについては、ランディングページを見てみてください。

MVPってなによ?

イベントに参加する前日に一応予習と思って、Startup Weekend関係をググって知ったMVP
MVP = Minimum viable product であり、最低限の機能を持つ製品ということだけど、これがどういうものかは判断が難しいなぁと思う。
  
最初は、静的ページつくって、登録者にはこちらから手動でメールを送るという、いかにもMVPらしいことをしてた。Grouponがクーポンを手作業で発行していたエピソードとかもあってね…。
  
でも、MVP MVP MVP…と唱えすぎて、結局は手作業のオペレーションに労力をかけることに。なんだか「Railsで開発してはいけない」みたいな縛りを自分自身でつくってしまっていた気がする。
  
Eric Riesによると、

“The MVP is that version of the product that enables a full turn of the Build-Measure-Learn loop with a minimum amount of effort and the least amount of development time”

なるほど。Build-Measure-Learnのプロセスが回せる程度のプロダクト…。
そのプロセス回すのに手作業が多すぎる!というフラストレーションが溜まっていたので、やっぱ作ろと思った次第です。
  
いろいろと勉強させてもらってます。
 

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Shunsuke Sawada

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