Macbook Pro 16インチを充電できるモバイルバッテリーを比較

Shunsuke Sawada

グラフィック関係のアプリケーションとDockerとChromeとSlackを同時に立ち上げて開発するのが日常ですが、さすがにこれだとバッテリーの消耗が激しい…。ということで前々から欲しかったモバイルバッテリー。ですが、Macbook Proを支えられるモバイルバッテリーというのはあまり無いのです。

最近はバッテリー技術がどんどん進歩しているので、そんな都合の良いバッテリーもあるかなぁと探してみたところ、ありました。感激。
探したのはちゃんと充電できるモバイルバッテリー。USB Type-C でなんとなく充電できてるように見えるものではなく、がっつりMacの作業時間を伸ばしてくれるモバイルバッテリーです。
そして飛行機に持ち込めるもの。そして欲を言えば軽いもの。この3点を満たしてくれるバッテリーを求めて調査の旅へ。

容量は関係ない

よく「コンパクトなのに大容量!」という謳い文句を見ますが、大容量だからといってパソコンが充電できるとは限りません。何を何回充電できるといった訴求も今回は関係ありませんし、あまり大容量すぎると機内持ち込みできないのでNGです。

また、MacBook対応と書かれていても MacBook Proに対応しているとは限りません。MacBookに対応している商品で「MacBook Proには対応していません」という注意文言が書かれている商品は見かけませんでした。Pro使う人はプロなんだから自分でちゃんと調べてねということでしょうか。

ということで、電力、電圧、電流から復習しました。

MacBookに必要な電力とは?

「電力」とは、電気が行う仕事、電気が持つエネルギーのことである。単位はW(ワット)で、「W数」とは電力を表す数値を意味する。電力と電圧、電流の関係は、「電力[W] = 電圧[V] × 電流[A]」となっている(直流の場合)。

出典:https://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1812/14/news027.html

むかし学校で勉強しましたね。
そしてMacBook Proに必要なワット数はというと…

モデル ワット数
13インチ MacBook Pro (2016年以降) 61W
15インチ MacBook Pro (2016年以降) 87W
16インチ MacBook Pro (2019年) 96W

出典:Mac ノートブックの正しい電源アダプタとケーブルを確認する

Oh... 16インチはなんと 96W も必要。
USB Type-C は規格がたくさんあって「普通」というのは難しいのですが、Amazonで「モバイルバッテリー」と検索して一番上に出てきたこちらの商品の仕様は Type-C 出力:USB 5V/2.0A(最大) となっています。5V x 2A = 10W です。 全く足りませんね。

この辺り、どのくらい電力が必要で、最新のUSB規格の電圧と電流がどのように決まるのかは、先程引用させて頂いたこちらの記事がものすごく分かりやすかったです。
第6回 USB充電を大きく変える新規格、USB PDとは?

2020年においての選択肢

上に書いた通り、MacBook Proを十分に支えてくれるモバイルバッテリーにはおよそ100Wの電力が必要です。
なお、電力が100Wであれば、最新のUSB規格で電圧と電流は一意に決定され、ボルトやアンペアは気にしなくてOKとのことも、先程の記事で勉強しました。

2020年1月現在において、この条件を満たすモバイルバッテリーは4つあります。

RAVPower 27000mAh / 100W

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アマゾン:https://amzn.to/2G3bP3Q
公  式:https://www.ravpower.com/products/rp-pb055-27000mah-portable-charger

公式での名前は Prime 27000mAh 85W Power House となっていました。
※ 85Wしか出ない?と思いましたが、説明読むと最大100Wとのことです。Highest 100W AC Output となっているので、こちらのリストに含めることにしました。

比較項目
AC出力 100W最大/ 85W定格
USB-C 出力 5V/3A
容量 100Wh/27000mAh
重量 847g
サイズ 135 x 35 x 175 mm

この商品の最大の特徴は、なんとコンセントが付いてること。
なので、PCやスマホに限らず、いろんな電源として使用することができそうです。

AC出力は100Wとなっており、MacBook Proも充電できそうですが、注目はUSB-Cの出力。5V x 3A = 15W となっており、Type-Cで直接充電することはできません。ACにMacbook純正のの電源をつなげて充電するという、あまりスマートではない形になってしまいます。
コンセントが使えるというメリットを活かせる方には良いですね。

HyperJuice 27000mAh

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アマゾン:https://amzn.to/36aF4N3
公  式:https://www.hyperjapan.jp/hp43002/

比較項目
USB-C 入力/出力 100W
容量 100Wh/27000mAh
重量 650g
サイズ 177 × 81× 25 mm

こちらはUSBで直接MacBook Proを充電できます。デザインもMac製品と合いそうですね。サイズもいい感じです。

Less is More Mighty 100

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アマゾン:https://amzn.to/3am37fe
公  式:メーカー公式はない?

比較項目
USB-C 入力/出力 100W
容量 100Wh/27000mAh
重量 620g
サイズ 183 x 85 x 21 mm

これは HyperJuice とほとんど同じですね。ちゃんと充電はできる数字ですし、サイズ感もほとんど同じ。30gだけ軽いですが、デザインの好みで選んだ方が良さそうです。

ZENDURE SuperTank, 27,000mAh

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アマゾン:現在取り扱いがない?
公  式:https://zendure.com/products/supertank-black

比較項目
USB-C 入力/出力 100W
容量 27000mAh
重量 481g
サイズ 119 × 73 × 42 mm

ごついデザインですが、今回私が購入したのはこちら。
バッテリー性能としては HyperJuice や Mighty 100 とあまり差が無いです。残量が見えたり、電力の方向を選べたりする追加機能もあるようですが、一番の要因は500gを切る重量でした。

正直、デザインはあまり好きではないです…。毎日持ち歩くことになるので、今回は軽さを重視。
残念なのは、現在アマゾンでの取り扱いがなく、公式サイトで注文が必要なところ。海外発送になりますし、Paypalかクレカの登録が必要なので、ちょっとハードルがありますね。100g重くても良いという方は HyperJuice や Mighty 100 がお手軽かもしれません。

ということで、MacBook Proを充電してくれるモバイルバッテリーが手に入る時代になりました。嬉しいけど、どこでも仕事できるというのは何だか複雑ですね。

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Shunsuke Sawada

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