Global Startup Battle 2014 を終えて
先週やっと、ほんとにやっと、戦いが終わりました。Startup Weekend終了後にGlobal Startup Battle(以下GSB)に参加、なんとかアジア予選を突破し、世界大会の結果は…
6位でした。
何百チームもが競い合うなかで、自分がリーダーを務めるチームが世界の6番目になれたということは、とても嬉しいことですが、やはり欲が出るのは出るもので、ここまできたら世界No.1になりたかった…!
GSBに参加した経緯はこちら
http://www.workabroad.jp/posts/2120
GSBとは
GSB2014は、一般票50% + ジャッジの意見50%で評価されます。
Champion'sトラックとかInnovator's トラックとか色々と部門があります。
自分たちはChampion'sで、その参加資格は決められた期間内のStartup Weekendで上位3チームに入ること。
世界6地区に分けられ、自分たちはAPAC(Asia Pacific)地区。
各地区の上位2チームが勝ち抜け、2チーム ☓ 6地区 = 12チームがファイナリストとなり、最終的には上位3チームだけが発表されました。
その他の順位が発表されないので問い合わせたところ、自分たちが6位だということだけ教えてくれました。
全体のランキングはなぜか公表されないそうです。
オンライン投票の難しさ
期間中は友達、知り合い、家族、あらゆる手段を使って票を集めなければなりません。どんなにアイデアが良くて、実行力があったとしても、10票だけしか集まっていないチームが地区予選を勝ち抜くことはないでしょう。そもそもジャッジの目にも触れない気がします。
ですので、とにかく毎日毎日FacebookやTwitterに投稿して注目してもらうしかないのです。もちろん期間中直接お会いできた方にはその場で投票してもらうようにお願いもしました。
ただ、、、
つらい
正直、こんなにも過酷なのかと… 笑
今となってはいい思い出なのですが、サービスを良くしたり顧客開発することではなくて、投票をお願いするという、おおよそ本質とはかけ離れたところを一生懸命やらなければならない… 顧客開発することで投票も集まるんじゃないかと考えもしましたが、結局は投票をお願いすることだけに力を入れました。
自分たちのサービスを説明すらしませんでした。もちろん説明することもあるし、ピッチもしたかったですが、ほとんどの人にとっては「世界大会に行くために〜」と言うだけのほうがシンプルで、すぐに理解してくれます。
それがアジア地区を勝ち抜くには必要だったのです。
Startup Weekendファシリテーターの一人である李さんがこんなことを言っていました。
これから1週間毎日のように皆さんのタイムラインに投票してくださいとおねだりする投稿が流れるだろうと思うと正直申し訳ない感覚がありますね。真剣勝負ということで正当化できるもんなのか再び考えられてます。
まさにそう。
投票おねだりバトルロワイヤルです。
結果的には一般票で7位の位置につけました。トップとの差がすごい…
この差を覆すことができるのか正直あまり自信がありませんでしたが、ジャッジの評価が高かったらしく、なんとかAPAC 2位で通過。ファイナリストとして選出されました。
GSB 2014: Champions Track Finalists (Regional Winners) » UP Global
投票サイトの問題いろいろ
投票開始直後に落ちましたw
全世界からアクセスが一斉にあるので、まぁ仕方のないことかと思ってましたが、いろいろとバグの多い投票システムで… こちらとしては開始と同時に知り合いに連絡しているので「できないよー」という返事が…!
せっかく投票してくれようとしているのに、申し訳ないという気持ちでいっぱいです。
丸一日投票サイトは動かず、動き出してもデザインがイケてないので、投票の仕方が分からない人続出。参加チームのほとんどは投票の仕方を説明した画像を作ったりして工夫していたと思います。
最後の最後には公式ページの投票ボタン上に思いっきり投票の仕方が文字で書かれてたからね…。 つくったデザイナーの立場ない…
応援者のちから
ないと無理。
正直いうと、投票開始5日間くらいでもう諦めてました。
トップとの差が2000票??!そんなの覆せるわけないと…。
メンバーとのチャットでも「もう諦めた」的なことを言ってた。
そんな時に Startup Weekend Yokohama オーガナイザーの石原さんがめちゃくちゃ応援してくれて、こんなに応援してくれるのに自分が諦められるわけがない… と思い直すことに。
前日のチャットで発言したことを撤回してメンバーに対して謝り、再び投票バトルへと戻るわけです。
イベントでジャッジやコーチとして参加して頂いた皆さまをはじめ、日本全国のStartup Weekendコミュニティの方からのご協力して頂き、世界大会進出という結果が得られました。
皆さんのご協力がないと絶対にあり得ないことだったと思います。
ありがとうございました。
mottekoとは
mottekoとはイベントを120%楽しむための持ちもの共有サイトです。
参加者が実際に持っていたものを集計するので、リアルな / 気付かなかった情報を得ることができます。持っていない物はユーザー同士で貸し借りできるプラットフォームになります。