ワーホリに来ても英語が上達するわけじゃない

Shunsuke Sawada

なんでこんなにも英語がしゃべれない人が多いのか不思議になったのでちょっと考えてみた。

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「シドニーに住んでます」
「オーストラリアで仕事してます」

って聞くと、英語ぺらぺらなんですねぇなんて言われそうだし、
実際、オーストラリアにくる前はそう思ってた。
海外に2、3年も住んでて英語がしゃべれないわけないじゃん…ってね。

でもね。しゃべれない人ってホントに多い。
2、3年どころか10年住んでますって人でも「えっ」って思うくらいの英語力だったり。。
なんだか悲しいというか、なんでなんだろうなんて思っちゃう。
 
理由は単純で、日本人コミュニティで暮らしているから。
シドニーには3万人以上の日本人が常にいると言われています。実際にはもっといる気がするけど。
そのくらいの規模になると、確実に日本人の社会がある。
その中は本当に日本で、時には閉塞的にも見えます。仕事するのも日本人。飲みにいくのも日本人。家に帰っても日本人。悪いことではないんだけど、ワーホリで訪れた自分としては結構ショックだった。

英語がしゃべれないのも分かる気がする。

もう慣れきっちゃって、英語やろうなんて気もないんだろなぁと感じる。
長年住んでいない人でも、ああこの人はずっといても上達しないだろうなぁって人はなんとなく分かる。

こんな人は喋れる

•手に職がある人
美容師とかデザイナーとかエンジニアとか。
日本でちゃんと経験を積んで、プロって名乗れる人はだいたい喋れる気がする。
もちろん勉強は必要ですが。なんでだろね。プロと英語は関係なさそうだけど。

•本読む人
読書はすごく良いと思う。
喋るだけが喋る勉強じゃないんだなーと思った。
分からなくても辞書は使っちゃだめです。

•かわいい女の子
しょっちゅうナンパされるからね。
何となく流したりするのは結構難しいから上達するのかな。
彼氏できる子も多いし。

•勇気がある人
伝わらないかもしれないけど言ってみる。
どんなところか知らないけど行ってみる。
間違っても恥ずかしなんて思うなって言われても、やっぱ恥ずかしいんですが、ミスする勇気がないとやっぱりだめだと思う。

  
と偉そうに書いてみました。
 
最初の都市にシドニーはお勧めしない。
やっぱり気が合ったり安心するのって日本人だからみんな集まる。

だからマイナーな都市に行きましょう。
オーストラリアの田舎はホント奇麗です。
クラブなくてもいいじゃない。
すべての店が夕方5時にしまってもいいじゃない。

日本人かなーって思っても英語で喋りかけよう。海外だから
最初は照れくさいかもしれないけど、その人は韓国人かもしれないし、
日本人であっても、ああ日本人なんですね、ですむから。

でもね。これやると結構うきます。
とくに日本人から特異な目で見られます。
英語学校に通っているなら「あの人絶対日本語喋らないんだって〜」なんて噂されます。
友達できないかもね。
それでいいと思う。
別に日本人を避ける必要はないけど、日本語しか喋らない友達はいらないと思うくらい
強い意思がないとたった1年で英語なんて喋れるようにならない。

適当にオーストラリア楽しみたいって人は沢山いて、
英語を本当に覚えたいって人はワーホリの中のほんの一部。

最初は英語を覚えるぞって来た人も、いつの間にか日本人の波にのまれる。
楽なほうに。疲れないほうに。
 
なんかそれってもったいないよね。

半年間は日本語を喋らないって決めるのも良いかも。

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Shunsuke Sawada

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